「優秀なIT 人材がなかなか集まらない」─。ミスミグループの関連会社で、精密金型部品やFA（ファクトリーオートメーション）向け部品などを手掛ける駿河生産プラットフォーム（静岡市、以下、駿河生産）代表取締役社長の遠矢工氏には、こんな悩みがあった。

堺市の古川下水ポンプ場で作業員2人が倒れていると2025年7月29日午前10時ごろ、消防に通報が入った。消防設備の点検中に操作を誤って二酸化炭素（CO2）が充満した恐れがある。2人は病院に搬送されたが意識を取り戻した。

「外国人就労者は日本の製造業に必要だと思う」と考える人が6割を超える。勤務先で就労している外国人の職務は「製造・工場」が最も多く、「研究・開発」「設計」がそれに続く─。『日経ものづくり』が実施したアンケートでこんな結果が出た。外国人就労者は製造現場だ ...

再建計画の指揮を執る日産社長のIvan Espinosa（イバン・エスピノーサ）氏は、世界で2万人を削減し、固定費と変動費を合わせて2024年度比で5000億円減らす策を打ち出した（ 図2 ...

2025年4月28日、大阪・関西万博のパークアンドライド（P＆R）駐車場から万博会場まで来場客を送迎する、大阪市高速電気軌道（大阪メトロ）の自動運転EVバスが衝突事故を起こした（図1）。原因は、車両を有線で制御するコントローラー・エリア・ネットワーク ...

中国がレアアース輸出規制で影響力を強めている。そのあおりで、生産ラインが止まった自動車メーカーもある。世界中で企業が対応に追われている。

元トヨタ自動車技監の林南八氏が亡くなりました。林氏といえば、トヨタ生産方式（TPS）の生みの親とも育ての親とも言われる大野耐一氏から薫陶を受けたTPSのスペシャリストとして社内外で有名です。林氏のような人から指導を受けた会社はTPSを実践できるのでしょう。しかし、多くの会社はTPSを導入しようにも根付かないといわれます。これはなぜでしょうか。

「人口減少で利用者が減る以上、使用量が基準となるこれまでの上下水道事業は経営に影響が出てくるのは明白だ」――。広島県竹原市長の今榮敏彦氏は、地方自治体が直面する水道環境に危機感を隠さない。そんな同市や複数の自治体と組んで、各家で水処理を完結させるとい ...

2025年5月29日、東京の浜松町で「付加価値ある意匠デザインを実現するものづくり技術2025」（主催：日経ものづくり）が開催され、全国から40社が集結した（ 図1 ）。「高級感あるロボットの駆動音」を実現する歯車加工や、カシオ計算機「G-SHOCK ...

自動車部品大手のマレリホールディングス（以下、マレリ）の経営が再び破綻した。日産自動車との取引比率が高く、日産の販売不振の影響を大きく受けた。苦しむのはマレリに限らない。日産の主要な取引先の営業利益率を見ると軒並み業績低迷に苦しむ。

工作機械メーカーが東京、愛知、大阪に続く、第4の重点地域として北陸に照準を合わせている。産業の裾野が広く、自動車部品やアルミニウム合金製部品、金型など様々なワーク（被加工物）を製造する富山県、部品加工や建設機械部品の製造などを手掛ける企業が多い石川県 ...

ホンダの研究開発子会社である本田技術研究所は2025年6月17日、自社開発による再利用型ロケット実験機を用いた逆噴射による離着陸実験に成功した（ 図1 ）。試験は、北海道・大樹町に同社が開設した試験設備で実施した。